ウォン為替市場のワロス曲線攻防、一部ネット市民の間で祭り

韓国通貨ウォンの為替相場ワロス曲線と呼ばれるジグザグを描いており、2ちゃんねるなど一部のネット市民の間で祭りになっている。この曲線の動きはヘッジファンドと韓銀の介入の攻防によるものではないかと言われている。

貿易依存度が高い韓国はウォン高になると輸出に深刻な打撃を受けることになる。だが米国国際経済研究所は「1ドル=830ウォンまで切り上げが必要」と主張している。現在レートは1ドル=950〜980ウォン付近を前後している。

このような急激なウォン高について、ネット市民の間では韓国経済が破綻するのではないかと言われている。また日韓の通貨スワップ協定により日本が支援をさせられるのではないか、といった不安も寄せられている。

これに対し朝鮮日報では「ウォン高で海外旅行者の懐も暖かくなった」「海外不動産投資に刺激」と報じ、翻訳掲示板では「日本人は強いウォンを妬んでいる」など楽観視する声が大きい。