中国経済界では、日本の「リフレ派vs.構造改革派」のような論議があり、『日本病』といった用語がある

梶ピエール氏は、中国経済について『人民元改革後の中国がかつてのプラザ合意後の日本が苦しんだ「円高シンドローム(日元升値総合症)」に陥ることを懸念する論調があちこち見られるようになってきた』ことを明らかにした。また中国では、この円高シンドロームを『日本病』と呼ばれているらしい

この中国経済に関する懸念について、処方箋としての中国のエコノミストの主張は、おおむね次の二つの主張に集約されると伝えている。

  • 内陸部・農村開発による内需の拡大
  • 引き締め政策の持続による高金利・元高誘導

これに関し、梶ピエール氏、Bewaad氏がエコノミストとして言及を行っている。

梶ピエールのカリフォルニア日記。:「日本病」と中国版「リフレ派vs.構造改革派」?
Bewaad Institute@Kasumigaseki:財政も金融も構造改革も‐中国の行方にあるべきもの