大津市平和・無防備都市条例案が否決、市民の会が園田議員の発言の撤回を求める

12月19日、大津市の市議会総務常任委員会で審議されていた「大津市平和・無防備都市条例案」が条例案賛成者少数で否決された。その中で園田寛議員が「(無防備地域は)格好の攻撃材料である。私であっても、なんかそういうところがあれば、攻めてみたい」と発言したことに対し、無防備地域宣言をめざす大津市民の会が反発している。

市民の会は園田議員の発言は「住民を殺戮するイラクの米軍と同じ立場であることを明らかにした発言」とし、断じて許すこのできないものと発言の撤回を求め、ブログに抗議文を掲載している。

だがコメント欄およびトラックバックでは市民の会への批判が相次ぎ、逆に園田議員を擁護する声が寄せられている。市民の会批判者は『「市民の会」の皆さんは日本語にも「仮定法」があるということをご存知でしょうか?』、「あなた方の言っていることは、下校中の無防備な女の子は襲われても抵抗するなということと一緒だ」と述べている。