弁護士の小倉氏、相変わらず匿名が悪いと唱えてコメンター市民から総ツッコミ状態

弁護士の小倉氏のブログが、新たなエントリを投稿するたびにコメンター市民からツッコミを受けるという風景が、日常になっている。

小倉氏は『「表現の匿名性」を保障するメリットがあるとすれば、それは「言いたいことが言いやすくなる」ということくらいしかないでしょう』と主張した。だが逆にJET氏は、「民主主義において、むしろ何を犠牲にしても守られなければならないのが『言いたいことが言える」という権利だと思っていた』とコメントした。

『人々に「言いたいことを言わせない」ために「表現の匿名性」がしばしば悪用されている現状は、「表現の匿名性」を保障する趣旨からすれば、いわば本末転倒の状態にあるといえます』という主張に対しては、U-me氏が『小倉さん自身ですらコメンツスクラーム自体は「大したことない」と言ってる』、平田氏は「根拠まで勝手な思い込みで断定するのはどうかと思います」、弁天小僧氏は(コメントを)『投稿する者を「匿名の卑怯者」と罵倒するだけの内容にしか読めません』と答えた。

『「匿名の卑怯者」たちの意に沿わない発言をしてコメント欄を荒らされないように自分のブログを維持し続けることはそれほど容易ではありません』と話したが、コメント欄が荒らされないブログの数のほうが圧倒的に多いという現実が抜け落ちている。

コメントスクラムのほとんどは、そのような派コメントを投稿したのが自分だと世間に知られると自分の社会的評価がむしろ低下する類のもの」を前提とした主張を展開しているが、本当にそうだろうか。ちなみに切り込み隊長こと山本一郎氏は、自身のブログで記者ブログを燃やしてやったと公言している。

JET氏は「結局先生は未だに炎上の悔しさが忘れられないのだろう」と分析。『自分に原因があったことを認めたくない=他の原因を探す=「匿名」が悪いという子供じみた思考回路をまず改めるべきであろう』と語った。

平田氏は、小倉氏の「卑怯か否かという話と、その言動が正しいか否かという話は全く別物です」というコメントに関し、「一行目ですっかり自分の意見を否定してしまっていますが大丈夫でしょうか?」と心配を寄せているが、いつものことであるため問題ないと思われる。

また、某所で小倉氏の宿題帳なるものが見つかったため、掲載させていただく。

[HWJ界隈]

  • とっとと切り込み隊長への反論書け
  • 朝日vsNHKで本来朝日側が証拠を出す必要があったのにNHK悪魔の証明を求めた理由は?
  • コメンツスクラームが共同謀議として罪を問えるって話はいつ雑誌に載るのよ?
  • 削除された若隠居氏のコメントが「印象操作」「ネガティブキャンペーン」であるとする具体的根拠は?

[Annex of BENLI界隈]

  • コメンターに指摘された間違いを感謝すらせずに修正し指摘のコメントすら消したのは何故?
  • IPアドレスの動的な振り分けに関する解釈が明らかに間違っているのに直さないのは何故?
  • 掲示板の書き込みで複数人が「同一」と判断した根拠と該当IPアドレスを公開して下さい
  • 匿名暴きを「民主主義の敵」とまで言い切ったどの口が崎山氏の行為を容認しますか?
  • 若隠居氏のBlogが「ネット右翼」のコメントスクラームで潰されたとする具体的根拠は?

[全般]

  • 御自身の唱える「ネット右翼」「コメントスクラム」の定義を明確化してください。
  • コメンターの誰が卑怯者なのか?具体的根拠と共に明示して下さい
  • 残されている「あれだけ攻撃的なコメント」って具体的にどれの事?
  • 逆に「削除したコメント」はそれ以上に攻撃性を露にした内容だったのですか?

Annex de BENLI: 表現の匿名性の保障と表現の多様性の保障
http://jetnonikki.cocolog-nifty.com/jet/2005/11/post_28b2.html
http://kiri.jblog.org/archives/001379.html