国連が日本を人権差別国認定、無能な日本のマスメディアとしたたかな中国

木走氏が、国連で日本を対象とした「Vote on Practices Fuelling Racism(人種差別をあおる慣習についての投票)」が採決されたことを報道。採決の結果、賛成97票、反対4票、棄権63票で可決し、人権差別国認定されたことがわかった。国連人権委員会の日本の人種差別問題に関する特別報告が支持された形となった。

この採択の結果に関し、日本のマスメディアは全くといっていいほど報道が無く、『北朝鮮人権非難決議』ばかり取り上げるマスメディアを、木走氏は「日本のマスメディアの脳天気ぶりには呆れてしまいます」と批判した。

また木走氏は、裏にある中国の動きに注目。日本を差別大国と印象操作する海外宣伝戦略のほか、日本の国連安保理常任理事国入りを「中国の露骨な反日的外交攻勢にアジア各国が寝返ったこと」で封じたこと、「東アジア外交で主導権を握るために、国連から中国語教育まで利用している」ことを取り上げた。

「私には、『中国の中国による中国のための東アジア構想』の不気味な胎動が始まっている気がしてなりません」と不安をあらわにし、「日本の政府もメディアも、外交戦略に対する危機意識が欠如している」と批判した。

『中国の中国による中国のための東アジア構想』の不気味な胎動〜日本の外交無策を全く報じないメディア - 木走日記

追記

木走氏のコメント欄にて、「Vote on Practices Fuelling Racism(人種差別をあおる慣習についての投票)」は、「ネオナチ」「ネオファシズム」「スキンヘッド」を主に非難する内容であり、「主に」日本の人種差別問題をターゲットにした、とは言えないことがわかった。これにより一部に追記と削除を行いました。

間違った表現を行ってしまい申し訳ありませんでした。